こんにちは、代表の西野です
今回はよくある話を語ります
塗り替え工事を行う際に普段は気にもしない見たこともない
屋根の劣化状況を業者さんに見てもらわなければなりません
業者に写真を見せて貰ったらあらびっくり、、
『これがうちの屋根??』
遡りますとアスベストの健康被害問題が時代背景で日本の建築、
住宅に影響されています
アスベストは体内に吸い込んでしまうと健康被害が起きます
肺がんや中皮腫という非常に危険な病気になってしまいます
しかしまだ健康被害が確認されていなかった時代に
アスベストは『魔法の鉱物』と世界的に大絶賛され様々な部分で特に建築資材として活用されてきました
理由は簡単『建材を安価で強度を高められる』からです
こういった背景から特に30年以上前の住宅は屋根材、外壁材、内装の天井材、断熱材等たくさん使われています
ですので古い建物をご自分でリフォームしよう!とお考えの方は
充分に気をつけてください(自己責任です)
当然私もそんなことは知識といて持ってなく、数年前まで当たり前のようにアスベストを体内に取り入れてしまっていました
怖い
昔の舞台俳優さんは舞台を壊したり、作り替えたりを繰り返していたので、役者さんの中皮腫でお亡くなりになられた方は多かったとか
その時代は喫煙率も多かったので喫煙が理由の診断が多かったそうです
話は戻しまして、、
こう言った内容でおよそ20年前くらいから建築資材にはアスベストを使用してはいけない法律ができました
ここで困ったのが『建材に強度をこれからどうやって作るか』
大手のメーカーさんが作ってみたものの失敗作がたくさん世の中に普及してしまいました
表題の写真がまさにその屋根材(スレート)『ノンアスベスト屋根材』となります。
表の上にあるのがアスベストを含まない商品
下にあるのが法規制を受けると記載ありますが
アスベストが含まれていた建材をなります
H13までとあるように平成13年までは問題なく利用されていたが現実です
2001年以前に建てられた住宅はアスベストを含んでおり
2001年以降に建てられた住宅はアスベストを含まない
↑
これ、重要です
2001年前の屋根材ですとアスベスト含有のデメリットに聞こえなくもないですが実際塗り直す時に安価でメンテナンスできるのがこっちです
板金(棟板金)の下地は杉の板を使った『杉板』ですので
築25年くらいですと板金の交換時期となります
、、なので2001年以前の建物の塗り替え工事の方が圧倒的にコスパよくメンテナンスが可能です
逆に2001年以降の住宅の場合、ノンアスベスト屋根の可能性が高いです
*スレート屋根じゃない場合もございます
:例
和瓦:ハウスメーカーや日本家屋、ご自身で選んだなど
洋瓦:洋風の建築
アスファルトシングル:アメリカ系の建築、建売住宅・分譲住宅
ガルバリウム鋼板:工務店の建築など
石粒屋根:こだわりの工務店の建築、ハウスメーカーなど
スレート瓦(屋根):一般的な住宅
↑
これが平均的に圧倒的に多く感じられます
私たちは職業病なので常に人様の家を見ています笑
直近のノンアスベスト屋根はだいぶ改良されて、脆弱なノンアスベスト屋根は無くなりましたが、2001年以降から2010年頃のノンアスベスト屋根ですと不具合がかなり起きること間違い無いです
種類は多いので多いので千差満別ですが西野なら形状ですぐに商品名がわかりますので一瞬で『これは塗れないな』と決めつけてしまいます
どんなにお客様に伝えても素人みたいな業者さんに『大丈夫ですよ』と唆されてしまうお客様もいらっしゃいます
一般的な業者さんは自分たちが工事を請けたいが為にわかってても安い工事となる塗装を提案します
理由は簡単で
『お客様の家のことよりも目先の工事が欲しい』
今の時代、相見積もりが当たり前ですのでできれば安いものをお客様は選びたい
比較することで本来『なぜ塗り替えが必要なのか』を
ご自分で忘れてしまいます
塗り替えをしようとした理由はなんですか?
↑
大事な住まいを守るためだったのでは?、、、
安く家を塗るだけならご自分で塗料を買って塗ってください!
高い買い物だからこそ本来元々の理由を思い出してください
お客様に理解してもらえず、引き止められなかった私たちにも責任があると自己嫌悪に入ります
浅はかな決断は後に自己嫌悪に入ります
6年前に某大手フランチャイズの塗装屋さんでノンアスベスト屋根を塗装してもらったお客様
たまたま1階部分に屋根がある家なのでご自身の大切な家の屋根がボロボロ割れて落ちてきたことに気づき、結局屋根カバーをすることに
当社で依頼を受けましたが、、、
こちらの動画が実際の動画になります
費用の予測をします
6年前の塗り替え工事=約150万円
今回の屋根工事=120万円
最初から屋根はカバー工法だった場合:約230万円となります
理由は足場工事を2回分必要なのと屋根塗装の費用が加算されます
今、主流の屋根材はとても耐久性が高く
メーカー保証が30年(耐久は50年とも)
つまり一度屋根工事を施工すれば今後の屋根に対しての費用が掛からないことになります
割れるのでは、とか
悪徳業者の営業とか
雨もり
などの心配が今後軽減されます
なので、、、
こちらのお客様は最初からご自身で屋根の不具合に気づかれていましたので当初から屋根カバーのご依頼でした
的確な決断かと思います
私、西野は誰よりもスペシャリストと自負していますので
説得できないお客様が歯がゆい、、
営業ではなく、事実しか言いません
:パミール
:コロニアルNEO
:グリシェイドNEO
:スペリアルNEO・スペリアルグランデ
:アーバニー・アーバニーグラッサ
:ザルフ
:シンフォニー
:レサス
:エコシンプル
:エバンナ
ここら辺の商品は完全にダメです
図面で記載されている場合もありますが
通常記載されていないことが多いです
ですので業者さんに『これは何ていう屋根材?』
とお聞きしてください
そしてネットの画像と形状を照らし合わせれば
確定します
是非行ってください
西野の話が聞きたいという方は是非こちらにご参加ください
なんでもご相談承ります
では、長く付き合っていただき、ありがとうございました。
EMPEROR PAINT 代表 西野 亨