代表の西野です
先日、世田谷区の雨もり調査に行ってきました
前回は散水調査を絶不調の中、実施しましたが
サーモグラフィー(赤外線カメラ)、散水調査のみでは
原因特定が困難でしたので(珍しい)再度、職人を連れて
板金の脱着を行なっての調査をしました
原因は『ビスの打ち損じ』になります
通常の板金施工よりも念入りに施工が行われていたのにも関わらず、雨もりがしている、、
これは脱着してみないとわからない訳だ
散水調査はこんな感じです
点検口は原因がわからない為、過去に取り付けた経緯
散水調査してもわからない
パラペット笠木の脱着風景
立上り返しまで板金加工、しかし2重仕様になっており
板金の中には防水紙まで貼ってあります(タディスセルフを使用している!)

これは捨て板金と言ってその名の通り板金を捨て貼りしています
固定用に等間隔でビスを2箇所ずつ使っていて固定してありますが
『!!』
ビスがない、穴が3つある!
そう、1箇所はビスを打ってみたら下地が居なく
固定できない、、
ここはそのままでビスが効く位置にしよう、、そんな感じ

ブチルテープをカッター入れて見ると、、
下地のケイカル板の継ぎ目と笠木天端の下地板もここに継ぎ目が!
そう、ここにビスを打ってしまったので『打ち損じ』
それは良かったのですが、その穴を埋めなかったのが雨もりする原因となってしまいました
雨もりは些細なことで起きます
お気をつけて!!




