みなさん、こんばんは
EMPEROR PAINTの世界へようこそです
代表の西野が語ります
先日は平塚市紅谷町にて某管理会社からのご依頼で
雨もり散水調査を実施してきました
マンションの4階からの雨もりでした
調査段階ですので足場架設は費用負担が大きくなってしまうので
今回は5階居住区の洗濯栓から水を拝借しました
居室内を濡らさないようにビニール養生を行います
さあ、始めますか
だからと言って闇雲に水をかけるわけでは決してなく、
ここがプロの仕事になります
『どこに水がかかっているのかわからない』
『どこから水が入ったかわからない』
これでは調査の意味がなくなります
また、今回は狭い範囲にセグメント(散水箇所)が煩雑していたので
散水したくない箇所はビニール養生したり、そもそも散水する順番が肝心なんですね
その順番次第で調査クオリティが変わってしまいます
ましてや今回は事前調査を行ってから4ヶ月経っていましたので
再度散水前に確認します
『4ヶ月で状況が変わっている』
こんなことはよくあります
なので事前確認は重要になります
さてさて、散水スタート、となりますが
基本1名では困難ですので(4階と5階を階段で出入りが必要)
2名体制で実施します
やりとりは離れているため、トランシーバーで行います
『えー、それでは始めます』
『かしこまりました。よろしくお願いいたします。』
こんな感じです
体力も精神面も疲弊します
そもそも原因箇所を特定するのは居住者、依頼主などにも
大きく負担が大きいものですから
当然当社の信用にも関わりますからプレッシャー仕事です
開始しましたら散水箇所は変えずに一定時間続けます
それから、、(ここは企業秘密になります)
RC構造にタイル貼りの建物でしたので散水調査案件としましては
難易度高めでした
スラブコンクリートのクラックが浸入水確認となることが多く
実際の散水箇所と浸入水が落ちてくることが異なることがあります
なので、、今回は発光液を使用して異なる色水の散水を行います
黄緑の発光液をかけた位置とピンクの発光液をかけた位置、
実際に浸入水があった位置が全然違う、、、
これ、今回発光液を使用しないで散水調査をやってなかったら
原因箇所の特定はできなかったなと思いました
それイコール、他社では特定できなかったと思いますね
さてさてさて、ってことで
エンペラーペイントは今日もスキルアップを常に行い
雨もりで困っている方の為に毎日動いています
『オタクはペンキ屋さん?』
『ペンキ屋さんの社長さん』
と言われても自分自身は違和感だらけの私ですが
普通の人間ではできないことを追求していくので
屋号(EMPEROR PAINT)も間違ってないかな?と
今日もぼやきました
こっからどうするかというと、依頼主から
『で、治せるの?』と尋ねられます笑
私は直せる、ではなく治せると言います
理由は雨もりは故障でも劣化でもなく
建物の病気と捉えていますからね
修繕のご提案をしたら工事に入ります
依頼主や建物の寿命も関係してきますから
様々なプラン提示が必要です
簡易的な依頼は承っていません
しかしながら、90%止まる提案か
保証が付くご提案かくらいのプラン提示は
出させていただいております
よくご相談を受けるのは居住者様が
ご年配の方で『もう長くないから』や、
そのうち建て替えるからなどがあります
ですが簡易的な補修でいいよはダメです
それでしたらご自身で施工されるか
そこら辺の業者さんに依頼してくださいとお伝えします
あくまでエンペラーペイントはプロの雨もり業者ですので
どこかの道で『雨もり解消率100%』と謳っている看板が
ありますが(当社)、最近99%へ陥落しました、、
保証をお付けしたのですが再発、再発、再発を繰り返し
何度も修繕を行いましたが改善できず、お客様に全額を返金しました
素直に言っちゃいます
これ以上続けると建て替えなければ、雨もりが治らないのではと
危惧してしまったためです
当社の赤字は100万円ほどでしょうか
しかし、雨もりを止めるために代金を頂戴したのに
解消できなかったので、嘘つきになり会社のブランドが
下がってしまい、風評が出てしまうのを避ける為でした
(ここでカミングアウトしてしまいましたが、、)
2階バルコニーから外階段が外壁に取り付けられていて屋上に
上がれる造りなのですが、建築された業者の無茶な設置方法で
外壁に隙間があるのですが階段がギリギリで取り付けしているため
その隙間を修繕できないのです
外壁を全て剥がしても修繕できないのではないか、
また、傷んでしまっている箇所を修繕しないで塞ぐことに
なってしまうのではないか、、など
苦渋の決断でした
お客様には『エンペラーさんに治してもらえないならどこで治してもらえるのでしょうか、、』と悲しいご相談を受けたのですが、、申し訳ございませんでした
一度全額返金を行ってから、再度見積もりを提示して依頼があれば
チャレンジと改善をプロとして行いたかったのですが
それはお客様も断念、、
ということで弊社の雨もり解消率は現在99%となっております
その確率を低いと思うか高いと思っていただくのかは
皆様の判断にお任せいたしますね
でで、発光液の話でしたね、、もういいか、、
では皆様、また
通常時はこだわりが強い塗装工事や建物の修繕工事に携わっていますが
通年一年の70%は雨もり調査・修繕を行なっておりますので
『こんな雨もり、ぜってーわかんねーだろーよ!』みたいな案件が
ありましたらご相談お待ちしています
また、雨もりの特定の仕方を教えてよ!という同業さんがいましたら
お問い合わせください
ちゃんとした業者さんでしたら伝授したいです
悪用されそうな方には面談してお断りいたしますね
では、また
西野