こんにちは!
エンペラーペイントの田中です!
本日はコーキングについてお話します👓
弊社で主に使用しているコーキング材はこちら!
【超耐シーラーTF2000】
超耐シーラーTF2000は、日本ペイントが製造している下塗り用シーラーです。主にコンクリートやモルタル、ALCなどの下地に使用され、高耐久性と高い密着性を持つのが特徴です。
特徴
優れた耐久性:長期間の耐候性を持ち、上塗り塗料の性能を最大限に発揮。
密着力が高い:様々な下地にしっかりと密着し、剥がれを防止。
防水性・浸透性:下地の吸い込みを抑え、均一な仕上がりを実現。
適用下地:コンクリート、モルタル、ALC など。
上塗り適合性:水性・溶剤系の多くの塗料に対応。
用途
建物の外壁や内壁の下塗り
高耐久仕上げを求める場所
ひび割れや吸い込みムラのある下地
【オートンイクシード】
特徴
耐久性・耐候性の限界に挑む。
新規開発「LSポリマー」の実力 新開発「LSポリマー」の誕生により、経年で流出する可塑剤を配合せずに優れた柔軟性を実現。経年による硬質化を防ぎ「柔らかさを長時間維持」
用途
窯業系サイディングの外装目地、PCaパネルおよびRC目地、タイルおよび石目地など
【SRシール H100】
【IRODORI】
コーキングの基本:種類や役割、施工方法
コーキング(シーリング)は、建築やリフォームの現場で欠かせない施工の一つです。今回は、コーキングの基本について解説します。
1. コーキングとは?
コーキング(シーリング)とは、建物の隙間や継ぎ目を埋めるための充填材のことです。防水性や気密性を高める目的で使用され、主に外壁、サッシ周り、キッチンや浴室などの水回りに施工されます。
2. コーキングの役割
コーキングには、以下のような役割があります。
① 防水性の確保
外壁の目地や窓枠の隙間にコーキングを充填することで、雨水の浸入を防ぎます。
② 気密性の向上
サッシ周りや外壁の継ぎ目にコーキングを施工することで、室内の気密性を高め、断熱効果を向上させます。
③ 振動・衝撃の吸収
建物は気温変化や地震などで微細な動きをしますが、コーキングは柔軟性があるため、継ぎ目の動きを吸収し、ひび割れを防ぎます。
④ 美観の維持
外壁や内装の隙間を埋めることで、仕上がりを美しく保ちます。
3. コーキングの種類
① シリコン系コーキング
特徴:耐水性・耐熱性が高く、特に水回りに適している。
使用場所:浴室、キッチン、洗面所、サッシ周り
注意点:塗装ができないため、外壁には不向き。
② ウレタン系コーキング
特徴:弾力性があり、密着性が高い。塗装も可能。
使用場所:外壁、コンクリート、サイディング目地
注意点:紫外線に弱く、屋外では塗装が必要。
③ 変成シリコン系コーキング
特徴:シリコンとウレタンの良いところを兼ね備え、耐久性が高い。塗装も可能。
使用場所:外壁、屋根、サッシ周り
注意点:シリコンほどの耐水性はないが、総合的に優れた性能。
④ アクリル系コーキング
特徴:水性で扱いやすく、乾燥後は塗装も可能。
使用場所:内装のひび割れ補修
注意点:耐水性が低いため、屋外や水回りには不向き。
4. コーキングの施工方法
① 施工前の準備
古いコーキングの撤去(カッターなどを使い、劣化した部分を除去)
施工部分の清掃(ホコリや汚れを取り除く)
マスキングテープを貼る(仕上がりをきれいにするため、施工部分の両側に貼る)
② プライマーの塗布(必要な場合)
ウレタン系や変成シリコン系の場合、下地との密着を良くするためにプライマーを塗布
③ コーキング材の充填
コーキングガンを使って、隙間に均一に充填する
空気が入らないように注意しながら、一定の速度で押し出す
④ ヘラでならす
施工部分をヘラで押さえながら均一にならす
指や専用ヘラを使って仕上げる(場合によっては中性洗剤を水に薄めた「コーキング仕上げ材」を使う)
⑤ 養生テープを剥がす
コーキング材が硬化する前にマスキングテープを剥がす
⑥ 硬化・乾燥
完全に硬化するまで触らずに待つ(硬化時間は材質によって異なる)
5. コーキング施工時の注意点
✅ 気温と湿度を考慮する(低温・高湿度では硬化が遅れる)
✅ 適したコーキング材を選ぶ(施工場所や用途に応じた種類を使用する)
✅ 定期的なメンテナンスが重要(劣化したら早めに補修する)
6. まとめ
コーキングは、建物の防水性や気密性を確保し、耐久性や美観を維持するために重要な施工です。種類によって適した用途が異なるため、選び方や施工方法を理解し、適切なメンテナンスを行いましょう。
「コーキングの打ち替えを検討している」「DIYでやってみたい」という方は、ぜひこの情報を参考にしてください!